お小遣いサイトに登録し、もう利用しなくなった場合、退会か放置か…多くの方は退会を選ぶと思います。
退会した場合、お小遣いサイトに登録した登録情報はどうなっているのか?気になる所です。
そこでふと疑問が…再登録できないって、どうやって判断しているの?どう考えても登録情報を持っていないとできないですよね?もしかして登録情報を消去したと言っておいて、登録情報を持っているんじゃないの?
今回はお小遣いサイトに登録し、退会した後、登録情報は残っているのか?についての記事です。最近のお小遣いサイトは不正防止対策というのもありますが、不正防止対策の為、ある程度退会後も登録情報を持っている場合があります。
退会ページに答えはある
ハピタスの退会ページで説明していきますと、様々な確認事項がありますが、大事な事は退会後の登録情報を持っているか?という指標となります。
ハピタスでは退会すると、"保有しているポイントは全て失効し、いかなる理由があっても退会の取り消しはできない"という所。
これがまず1つの指標となります。
保有ポイントが全て失効し、いかなり理由があっても退会の取り消しが出来ないという所は、言い換えると"登録情報を消去したから退会の取り消しはできない"と捉えることができます。
よって登録情報、年齢、生年月日、メールアドレス等の情報は全て消去されていると考えることができます。
次に、"退会後一定期間は同一メールアドレスの再登録はできない"という事。
再登録できないという事はこれまた言い換えると、"一定期間メールアドレスを保持しているから、再登録である事を認識できる"と考えることができます。
もう1つ、"ハピタスで電話番号による認証手続きをしている場合、一定期間は同じ電話番号を仕様して再登録する事ができない"という事。
こちらも再登録できないという事は、"一定期間電話番号を保持しているから、再登録である事を認識できる"と考える事ができます。
以上の事から、ハピタスを退会した場合、ハピタスでは登録した情報は全て消去するけど、退会後一定期間はメールアドレスと電話番号の情報を持っていて再登録に対する対策を行っている。
という事になります。
え…?と思った例
これはリニューアル直後だからこういった記載をしているのか?と思いましたが、現状全く変わっていなかったので紹介しようと思います。
ずばりリニューアルを行ったcolleee(コリー)というお小遣いサイトです。
上記の画像を見てもらうと分かりますが、"原則お1人様1アカウントとなっていますので再入会はできない"と言い切っている所です。
原則お1人様1アカウントである事を再登録の時点で判断する方法って何ですか?
メールアドレス?電話番号?登録情報?そしていつまで?って思いますよね。
私がこの記載を見た時、当サイトでマイナスの判定しましたもん。
何も書いてないと…
この退会の確認事項はECナビのものです。
まあこれはECナビが悪いわけじゃなく、電話認証の導入から追いついていないのかもしれませんが、ポイント交換時に電話認証して登録した電話番号、おそらく退会とともに全て消去するという事でしょう。
そして再登録に関しては何の制限もないという事、そういう風に受け取ることができます。
私的はECナビの登録はリサーチパネルのポイント交換先の制限がありますので、そこら辺を記載した方がいいような気がしますが…
ただ何も書いてないと想像になってしまいますので、ちょっと配慮が必要かなと感じます。
これまでこの記事を読んでくれた方であれば、再登録できるの?電話認証の再登録はどうなるの?って感じて頂けると思います。
会員情報を全て削除するから、再登録も可能という判断になってしまいます。
運営会社によって様々
今回この検証を行うにあたって、運営会社に問い合わせりゃあいいじゃんと考えましたが、途中で思いとどまり退会の確認事項から条件を洗い出すことにしました。
ちょっと失礼かもしれませんが、私たちに提供されている事実は、退会の確認事項や利用規約です。
言い換えれば、お小遣いサイト内に記載されている確認事項は、退会後登録情報をどうとり扱っているか?の証明になる訳ですよね。
ですので運営会社に問い合わせというよりも、文面による"証明"の方を優先しました。
いくら文章を後で変えようが、ウェブサイトの昔の姿を見ることも可能ですので、そうそうこの条件を変えてどうこうなる問題ではないと思いますので…
ハピタスをメインに退会の確認事項を紹介しましたが、お小遣いサイトの退会の確認事項については、書いてあるかいないか?でほぼ同じです。
例えば再登録できないと書いていない場合、メールアドレスを保持していないという事、再登録できないっておかしいでしょ?となります。
同じ電話番号を使用して再登録できないと書いていない場合、同じ電話番号で再登録できるはずでしょ?となります。
これが正確に行われていない場合、注意事項とのアンマッチがあるのはおかしいという事になりますよね。大手サイトを確認した所、アンマッチがありそうなものはありませんでしたが、退会の確認事項に何も書いてないという事はある意味疑わしい所もでてきましたね。
それで問い合わせをして、"利用規約の第●●条の、その他当社が不適切と認めた場合に書いてあります"とか言われてメールアドレスや電話番号を保持されていても…法律上はどうであれ倫理上違うだろ?って感じですよね。
2018年にはアップデートを行いますが、当サイトでは"退会後の確認事項"についての危険性はないか?というのも判断の1つにしていきます。
こんな事でトラブルにならない為にも…です。
最後に、お小遣いサイトで利用した無料会員登録からのメールマガジン、こういった広告利用のものはお小遣いサイトとは関係なく、登録した広告の退会もしくは、メールマガジンの停止が必要です。
もう1つ最後に、今回の事は不正防止対策を行うサイト全てで起こりうる問題、お小遣いサイトの問題だけではないという事も覚えておいて下さい。