本記事は、モニターサイト「とくモニ」の危険性と評判について検証した記事です。
とくモニは、モニターに協力することで、人気商品やサービスを利用した金額の50%~200%が謝礼としてもらえるので、生活に必要なお金を節約できるモニターサイトです。
モニターの内容としては、美容系のものが多いので男性の方というよりは、女性向きです。
とくモニと似たサービスを展開している「ファンくる」との比較もしています。
とくモニの安全度
20点:自動的に交換されるのは魅力的
とくモニの稼げる度
40点:美容系の還元率が高め
とくモニの危険度
-10点:個人情報的にはかなり持っていかれる
総評価
+50点
とくモニとは?
とくモニは、美容系に強いという特徴があるモニターサイト。
とくモニのユーザーになるメリットは?お店側がとくモニに広告掲載するメリットは?とくモニの仕組みについて説明しています。
おトクなモニター情報サイト
とくモニのユーザーになるメリットは、行ってみたかったお店、気になっていた商品をおトクに試すことができる事です。
覆面調査員として利用するだけで、美容室代やスキンケア用品などの美容品代を節約できます。
ではお店のメリットって何だか分かりますか?
モニターとしてお得に利用できるのであれば、初めての店でも来てくれます。
そして、一度来店したお店であれば、今度は友だちや家族を連れて行ってみようと再来店してくれる事もあります。
他にも、覆面調査員として来店し回答したアンケートには、お客様の正直な気持ちが込められています。
そのモニターアンケートにより、業務改善やスタッフ教育、商品開発に役立てるだけではなく、「当店を利用したお客様からの生の声」として自社のホームページに掲載することもできます。
お試し商品などのサイトを見ているとよくありますよね、「※あくまで個人の感想です」なんて決まり文句付きのコメント。
新しいお店や商品は、やはり抵抗があるのでこのような利用者の声を重要としている方は多いので、掲載があるとないではやはり売上に違いはあると思います。
このように、新規・再来店としての集客だけが目的ではなく、モニター利用者からのアンケートから具体的に良い点・改善点がわかりお店の改善にも役立ちます。
利用者も、お店に行ったからアンケートは適当でいいや!ではなく、そのお店の役に立つアンケートなんだという事を考えて回答し、win-winの関係が好ましいと思います。
とくモニの危険性と安全性
とくモニ利用における、危険性と安全性について説明していきます。
運営会社の情報
安全性:+10点
とくモニは、株式会社ストラテジックマーケティングが運営する、モニターサイトです。
会社概要 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社ストラテジックマーケティング |
設立 | 2006年6月6日 |
資本金 | 1,000万円 |
所在地 | 東京都千代田区麹町6-2-6 PMO麹町3階・4階 |
従業員数 | 10人 |
上場市場 | 未上場 |
代表者 | 黒沼憲司 |
企業HP | https://www.strategic-m.jp/ |
株式会社ストラテジックマーケティングの代表取締役は、陸上自衛隊勤務という経歴を持っている方で、写真ではめちゃくちゃ若くみえます。
企業当時はWEBマーケティング支援事業のみでしたが、ミステリーショッピングリサーチ事業など、マーケティングリサーチを軸としています。
2008年よりサービス開始したモニターサイト「とくモニ」を10年以上にわたって運営し続けている信頼性が高い会社です。
セキュリティーに対する取り組み
店舗側には、個人を特定する情報は一切公開はしていません。
プライバシーマークがある事で、個人情報に関して意識が高い企業とアピールできる認証制度ですが、とくモニはプライバシーマークを取得してないようです。
全ページSSLが導入されており、ユーザーの通信間の情報をしっかりと守ってくれています。
年齢制限
とくモニは、年齢制限なく利用できます。
登録情報
危険度:-10点
とくモニの会員登録には、以下の情報が必要です。
- とくモニID
- メールアドレス
- パスワード
以上で、会員登録は完了となりますが、モニターに応募するためには追加で、
- 名前(カナ)
- ニックネーム
- 性別
- 誕生日
- 携帯電話番号
- 郵便番号
- 住所
これらの情報登録が必要となります。
退会できるのか?
退会方法が分からない、または分かりにくいサイトもある為、とくモニは退会ができるサイトなのか確認します。
スマホからの場合は、画面右上[プロフ]⇒[基本登録情報の変更]⇒[退会申請する]から退会をします。
パソコンからの場合は、トップページ下部の[お問い合わせ・ご意見]をクリックし、[退会申請を行う]から退会をします。
一度退会をすると、データの復旧・アカウントの復旧は行えないので、退会すると所持していたポイントは失効します。
退会は行えますが、退会するとログインできない事、ポイントが失効する事を理解した上で退会手続きを進めましょう。
最低換金額と交換手数料
評価:+20点
稼げる度:+10点、安全度+10点
とくモニ利用で獲得した謝礼の受け取り方法は、他のモニターサイトと異なる2つの特徴があります。
- 最低換金額なし
- 【交換申請不要】直接銀行口座 or PeX口座へ振込まれる
他モニターサイトは、モニター利用の謝礼としてポイントをもらい、そこからポイント交換申請を行うというパターンが多いですが、とくモニの場合はモニター利用の謝礼が、そのまま指定した銀行口座へ振込まれるので、無駄なくポイントを利用することができます。
謝礼は、銀行振込の他にも、PeX口座へ振り込んでもらうことも可能です。
交換手数料は、PeX口座への振込は無料ですが、銀行への振込(現金)は165円の手数料がかかります。
PeXから銀行振込する場合も交換手数料が発生してしまいますが、最低の手数料が50円。
さらに、現金以外にも電子マネーやギフト券など交換先の幅が広がるというメリットがあるので、とくモニで獲得した謝礼はPeXへ交換がおすすめです。
美容系モニターが豊富
稼げる度:+30点
とくモニでは、
- 一般客として店舗へ行きお店の評価をする「来店モニター」
- 自宅で商品を試してレビューする「商品モニター」
2種類のモニターに参加できます。
モニター案件は、
- ビューティ
- エステサロン
- ライフスタイル
- ヘアサロン
- ネイルサロン
- グルメ
- コミュニティ
と、美容系モニターが豊富にあります。
実質無料で商品が試せる商品モニター案件も多めなので、美容品代を節約したい人におすすめ。
個人的に、美容院のモニター案件が他モニターサイトと比べて多めなので、美容院代を節約したい人にもおすすめしたいモニターサイトです。
使えば使うほどお得
とくモニには、「モニ」と呼ばれるとくモニ独自のポイントがあり、そのモニを多く集めることで、謝礼アップという特典を受けることが可能になります。
モニの数に応じてランクが決まり、最高ランクになると謝礼が10%アップされますが、この特典を受けるためには、とくモニを長く愛用する必要があります。
- ログイン:2モニ
- クチコミ記入:5モニ
- お気にモニ登録:20モニ
- 覆面調査完了:100モニ
など、とくモニを使えば使うほどモニが貯まっていくので、モニはオマケのような位置づけ。
とくモニVSファンくる
とくモニと同じく、覆面モニターとして利用できる「ファンくる」というサイトがあります。
ファンくるが2007年10月、とくモニが2008年7月と似たような時期にサービスを開始した両社。
ライバルとして戦ってきて、現在どちらのほうが優位なのか検証してみました。
登録者数を比較
登録者が多い理由には、稼ぎやすい、口コミ、信用できるサイト、換金先、利用できる店舗など様々な理由があると思いますが、サイト登録者数、Twitterのフォロワー数で対決です!
ファンくるは、登録者数120万人突破!
とくモニは、登録者数28万人以上!
サイト登録者数は、ファンくるの圧勝です。
続いて、Twitterのフォロワー数です。
ファンくるは、1.3万人の方が公式Twitterをフォローしています。
とくモニは、2,195人の方が公式Twitterをフォローしています。
Twitterフォロワー数も、ファンくるの勝利でしたね。
ファンくるは、テレビ番組で「主婦の方に人気」と紹介される事が多く、当サイトでも「ファンくる」について記事を書いているのですが、テレビで紹介されると検索数がもの凄く増える為、テレビで紹介される機会の多いファンくるが、サイト登録者数でも、Twitterのフォロワー数でも勝利できた要因だと考えています。
現金化を比較
とくモニの場合、レポートが受理された翌々月末に、登録した銀行口座に謝礼金が振り込まれるので、最低換金額はありません。
直接銀行に振り込まれるというメリットもありますが、振込手数料として一律165円が差し引かれます。
ファンくるの場合、貯めたポイントをAmazonギフト券、Gポイント、PeX、RealPay、ドットマネーに交換できます。
ファンくるでは、直接ポイントを現金や電子マネーに交換する事ができない為、Gポイント、PeX、RealPay、ドットマネーといったポイント合算サイトを経由し、現金や電子マネーなど様々なものへ交換します。
結論としては、手数料無料で現金化できるドットマネーへの交換がベストです。
ドットマネーであれば、現金だけでなく電子マネーやギフト券などさまざまなものへ手数料無料で交換可能。
その他のポイント合算サイトについても説明しておくと、
とくモニ・ファンくるの両サイトから交換できるPeXの場合、手数料は諦めるしかありません。
Gポイントであれば、対象期間内に交換手数料還元対象サービスを1件でも完了していれば交換手数料が戻ります。
さらにRealPayの場合、げん玉というお小遣いサイトで貯まったポイントをRealPayへ交換する際に、月に1度「手数料無料チケット」が貰えるので、げん玉とファンくるから交換したポイントを合わせて現金化する。
ここまでやると、手数料無料で現金化が可能です。
勝負としては、手数料無料で交換できるドットマネーへ交換できるファンくるの勝ち!
広告数を比較
とくモニの場合、カテゴリをみると分かりますが美容系が多いです。
- ビューティ(471件)
- エステサロン(385件)
- ライフスタイル(1925件)
- ヘアサロン(482件)
- ネイルサロン(62件)
- グルメ(116件)
ファンくるの場合、飲食店での利用がメインとなります。
- グルメ(約7,500店舗の飲食モニター)
- ビューティー
- お買い物
- ライフ
- ネットショッピング
- 新商品・サンプル
飲食モニター以外は、詳しい情報は分かりませんでしたが、ファンくる自体には10,000件以上の飲食店や商品から気になるモニターを体験できます。
とくモニは従業員にも女性が多い事もあり、女性向きのモニターが多く、男性ユーザーの獲得は難しそう。
ファンくるは飲食モニターの数が多いので、老若男女問わず利用できる為、この勝負もファンくるの勝利!
お小遣いサイト経由ならお得
通常、とくモニへ登録するだけでは獲得できるものはありませんが、お小遣いサイト経由で「とくモニ」へ登録をすると現金や電子マネーにも交換できるお小遣いサイトのポイントを獲得できます!
- ログインポイントがもらえる「アメフリ」:初めてとくモニに登録で110円
- お小遣いサイトの王者「モッピー」:初めてとくモニに登録で100円獲得
- 急成長した「ちょびリッチ」:初めてとくモニに登録で100円獲得
(2022年7月29現在)
他より獲得ポイントが多く、おすすめできるお小遣いサイトをご紹介!
とくモニの登録方法
とくモニの登録手順は以下のとおりです。
1.トップ画面にある[今すぐ無料会員登録する]をタップ
2.メールアドレス等を入力し[新規モニター登録]をタップ
3.[プロフィールを登録]をタップし、プロフィール情報を入力
4.先程入力した内容に間違いがなければ、[プロフィールを登録]をタップ
これで会員登録とモニター参加の為のプロフィール登録は完了です。
個人的見解
とくモニVSファンくるの結果は、現金化するまでの過程は意見が分かれそうな感じですが、登録者数、広告掲載数、広告の利用のしやすさから判断して、当サイトではファンくるの勝利とします。
モニター協力をすると、利用料金の50%~200%程度の謝礼がもらえ、さらにモニ(とくモニの通貨ポイント)を貯めると最高で謝礼が10%アップするランク制度もあります。
謝礼が直接銀行に振り込まれるので、ポイント有効期限が過ぎてそのまま失効なんて可能性ゼロのモニターサイトです。