お小遣いサイトがある日突然閉鎖する…その事についての記事です。
私がお小遣いサイトに初めて登録したのは2012年の事、そこから3年以上利用を続けていますが、今の所私が利用したお小遣いサイトにおいて夜逃げというのはありません。
ですが私が登録する以前、確かに夜逃げに近い状態のお小遣いサイト閉鎖は存在したようですのでその時のニュースをまとめあげてみました。
へそクリックというお小遣いサイト
へそクリックは2012年3月に、1通のメールによっていきなりサービス終了したとの事です。
1通のメールマガジン(お知らせ)である日いきなり閉鎖。
保有していたポイントを換金する事もできず、夜逃げに近い状態で閉鎖を迎える事になったようです。
2005年の時点で会員数は18万人、保有していたポイントがいきなり無効になるという事件が起こりました。
まあこの規模において会員数18万人が黙っている訳がないです。
多少の機関ではありますが換金に応じたとの事です。
朝日新聞にも取り上げられたようで、当時を私は知りませんが結構な問題になった模様です。
こういった状態がへそクリックには悪いですけど"夜逃げ"に近い状態だと思います。
JIPCに加入していれば
JIPC(日本インターネットポイント協議会)に参加していれば
突然閉鎖のリスクは極小になります。
JIPCのガイドラインを一部抜粋すると
32. インターネットポイント・サービス提供企業はインターネットポイント・サービス参加消費者に対してサービスの終了を行う場合には最低1ヵ月前の事前告知するものとする。
33. インターネットポイント・サービス提供企業はサービスの終了する場合には誠実にインターネットポイント・サービス参加消費者に対応するものとする。
というものがあります。
JIPCに加入している場合、閉鎖には最低1ヶ月のポント換金までの期間があると考えても良い状態です。
JIPCの規約、ここだけは"努める"とか、逃げ道がありそうな記載をしていないのでほぼ間違いないです♪
友達紹介は…
お小遣いサイトで友達紹介をして、2ティア制度等のリファーラル制度、さすがにこれは保証されません。
お小遣いサイト自体無くなってしまうのですから、広告利用される方もいませんし、収入がないのですから仕方ありません。
…て言っても、紹介した側(私も含め)にはたまったもんじゃないです。
ある意味、血反吐を吐く勢いで頑張ってきたサイト/ブログの価値が半減してしまう訳ですから…
そういった意味も含め、大手企業の紹介制度を信用しますし、先程のJIPCも効力を帯びてくる訳です。
実際あったライフマイル
お小遣いサイトのライフマイルは、ポイント交換サイトになりお小遣いサイトとしては実質終了しています。
最初はお友達紹介が引き継がれないという文章があり、私も400人以上紹介したんだけど…と思いましたもん。
やっぱJIPCに入ってないとダメなんかなとか思っていたら、あまりの反響があったようで友達紹介を取り入れることになりました。
まあこの事から考えると、大手運営会社というのは長年運営を続け、紹介制度を利用している人だっていますので簡単に友達紹介を無くすなんて事はできなかったといいう事になります。
もし"閉鎖"の告知がされた時の対処法
事前にできる事
事前にできるものとして、こまめに換金しておくという方法があります。
やっと最低換金額の1000円に到達した…!!
いつでも換金できるからもっと貯まった時に換金してしまおう…!!
と保有しているともし先程のへそクリックのようになった時、換金できないポイントを保有する事になります。
気持ちは分かりますし、そもそも私も貯めたい派です。
ですが心を鬼にして、小まめな換金を心がけましょう。
辞める・休むのであれば
お小遣いサイトを一時休止、あるいはもう放置してしまうのであれば、最低換金額に到達し、換金してからがベストです♪
仮に先程の例で言いますと、1000円分貯まった時に換金して、そこでスパッと辞めてしまうという事です。
これだったらおそらく1000円換金してしまえば、残り数ポイント~数十ポイント位ではないかと思います。
この場合の換金できないポイントは数円~数十円単位ではないかと思います。
この状態ならば突然閉鎖・告知閉鎖においても諦めも付きますし、換金できないポイントを最小限に押さえる事ができます♪
最低換金額に到達しない…
おそらくこれが一番問題になってくると思います。
最低換金額500円の所、閉鎖の告知が発表され期間はあと1ヶ月、残り400円をどう補填するか?
という所です。
実際なってみないと分かりませんが、この状態の場合閉鎖すると決めるとどんどん広告も少なくなり、サービスも終了してくると思います。
仮にどうやっても換金額に到達しない場合、残念ですが諦めるしかないです。この状態になると換金額に到達するには広告利用を考えないといけないと思います。
アプリインストールや無料会員登録等、そういったリスクの少ない案件を消化しても換金が見えない場合は、他のお小遣いサイトに向かった方が案件的にも時間的にも効果的です。
ですから当サイトでも最低換金額があまりにも高いお小遣いサイトはあまりオススメしていません。
体験したお小遣いサイト閉鎖
現在私が体験しているお小遣いサイトの閉鎖は
- タメトク
- STAR8
- モラッポ
- 多くのお小遣いアプリ
です。
特にお小遣いアプリは、この先もどんどん閉鎖していく可能性が高いです。
これらは突然閉鎖という事も無く、告知の元閉鎖されました。
アプリについては…夜逃げに近い状態もありましたね。
タメトクの最後は非常に優秀な結末でした。
経緯としてはまずコンテンツの減少、これが殆どの部分において終わりを迎えました。
この時大部分の方がもうヤバイんじゃないかと思ったハズ…私もそう思いました。
タメトクは閉鎖時に最低換金額を100円に引き下げる等、閉鎖時の対応は見事でした♪
STAR8の最後は至って普通でした。
経緯としては…STAR8、あんまやる気がなかったんじゃないかと思います。
大した見せ場を残すことなく終了です。
ポイント交換レートに引き下げなどもなく、閉鎖後には申請ができなくなりました。
モラッポは2015年5月31日にサービス終了しました。
告知されたのは2015年3月上旬で、かなり事前からの告知でした。
サービス終了に伴いどんどんゲーム等のコンテンツが終了、ショッピング及び会員登録だけが行えるようになっています。
告知の時間が長いので閉鎖としては特に問題はありません。
お小遣いアプリに関しては正直、Appleがお小遣いアプリを認めていない以上、仕方がない所があります。
Apple Storeから姿を消した場合、結局新規会員を獲得できない状態になり、最終的には閉鎖せざるを得ない状態になります。
Google Play(Android)ではこの傾向は少ないですが、iPhone/iPadの場合、それなりに覚悟しておく必要があります。
もしくは、スマホ版お小遣いサイトを利用するか?ですね。
現在、スマホ版お小遣いサイトにおいては、お小遣いアプリ独自のコンテンツ、ニュースアプリ等の一部の機能が実装されていません。
逆に実装できるのであれば、スマホ版お小遣いサイトがお小遣いアプリに変わるのも時間の問題でしょう。
お小遣いアプリ閉鎖
お小遣いアプリは、運営側からしてもフットワークが軽いという事があり、閉鎖になる可能性はお小遣いサイトに比べるとかなり高いです。
お小遣いサイトのように高額の費用がかかっていませんので、簡単に閉鎖する事ができるようです。
アプリは2015年からApp Storeのリワード広告禁止により厳しい状況が続いています。
そもそもインストールできなくなって閉鎖、そして2016年11月21日にはiTunesアフィリエイトの料率変更と、とにかく向かい風です。
アプリの場合、利用する前に閉鎖する事を前提として、ある程度閉鎖しないアプリを選ぶことが重要です。
具体的には大手お小遣いサイトが運営するアプリ、もしくはリワード広告(アプリインストール等の広告)がなく、アンケート等の独自のコンテンツを持っているアプリであれば閉鎖する可能性は低いです。
まとめ
お小遣いサイトが夜逃げする可能性。
全くの0とはどんな企業でも言えないでしょう。
ですが大手で会員数が多いお小遣いサイトでは、会員数が多いだけけに夜逃げという行為は不可能です。
JIPC(日本インターネットポイント協議会)に加入している事はこの"夜逃げ"に対しては絶大な効果があります。
最後に、どんなお小遣いサイトでも閉鎖の可能性があり、私たちにできる事はこまめに換金しておくという事です。
何十個のお小遣いサイトに手をだす場合、換金できないお小遣いサイトを貯めるという事はそれだけ閉鎖の可能性も否定できなくなってきます。
できるなら大手のお小遣いサイトを利用し、閉鎖の危険性の少ないお小遣いサイトを利用すべきです。