メルカリに危険性はあるのか?安全なサイトなのか?評判はどうなのか?を検証した記事です。
CMでも放映されているメルカリは、フリーマーケットのオンラインアプリとしては有名です。
言い方は悪いですが、わざわざ近所の集会所とかで行われるフリーマーケートに行き、商品を出品しなくとも、またユーザー側においてもわざわざ近所の集会所に行かなくても商品を購入できる良いサービスです♪
- 高いものを安く買うことができる
- 今や販売していないものも買うことができる
- オーダーメイドの種類が豊富
- 思わずポチッとしてしまう手軽さ
- いらないものを売ることができる
等、良いサービスではありますが、取引を行うのがユーザー同士だという事。
オンラインで取引する危険性というもの、それを理解してからの利用をオススメします♪
基本的な事ですが、誰もが利用しているフリマアプリなだけに、とりあえずダウンロードしたというケースもあると思います。
メルカリについてどんな危険性があるのか?まずはそこからです。
ニュースでも取り上げられている「メルカリPaidy詐欺」についてはこちら
危険性の判定
運営会社の情報
メルカリは、株式会社メルカリという直球勝負の企業が運営しています。
その名の通り、現状ではメルカリの運営を主体としています。
資本金:69,586百万円(資本準備金含む)2018年6月19日時点
設立日:2013年2月1日
従業員数:600名(2018年1月時点)
従業員数の内訳は半数以上がカスタマーサポート(約400名)で、残りはプロダクトに関わっている方、そして役員の方々。
メルカリ等のフリマサービスは後述しますが、カスタマーサポートが命と言えるでしょう。
2018年には日本版メルカリ7000万ダウンロードで、日本の約1/2人がダウンロードした事になります。
ネットオークションとフリーマーケットサービスをあわせたサービスの中では、ヤフオク、楽天オークション、モバオクに次ぐ4位で、フリマアプリサービスの中では首位をキープしています。
まあ、フリマアプリの運営会社としてはNo.1という事で、トラブル対応等のノウハウは一番持っているハズです
子会社として、株式会社ソウゾウという企業があり、メルカリのサービスと関連の深い「メルカリ カウル」というメルカリを支えるサービスを展開していましたが、2018年12月17日をもってサービス終了となりました。また、2019年6月には株式会社ソウゾウの解散が発表されました。
さらにメルカリはポケットマルシェという生鮮品の通販サイトに出資しているので、今後運営が扱う商品として生鮮食品が追加される可能性があります♪
さらに2018年6月19日にはマザーズ上場と、順調に会社が大きくなっているのが伺えます。
株式市場で非常に話題になっていて、これからのメルカリについて、少なからず影響を与えそうです。
プライバシーマークとSSL
2013年設立という事で、流石にプライバシーマークは取得していません。
日本は本社と子会社1つ、あとはアメリカに会社を構えていますので、日本の制度であるプライバシーマークは現時点ではマイナスとは評価しません。
2018年に上場が確定しているので、まもまくプライバシーマークが導入されるかもしれませんね。
フリマサービスでSSLが無かったらこの時点で利用をオススメしませんが、しっかりとSSLが導入されています
登録情報
メルカリの登録情報は以下の通り。
【会員登録時】
- メールアドレス
- パスワード
- ニックネーム
- 性別(任意)
- 電話番号
【初回出品時】
- 住所
- 氏名
- 生年月日
【商品購入時(初回)】
- 支払い方法
- 氏名
- 郵便番号
- 住所
この入力情報の多さも通常であればマイナス評価をつけますが、メルカリのサービスを考えると、これだけの情報が無いと利用できないのはプラスに働きます
先程のと合わせてこの次に後述しますが、これだけの登録情報が必要な事で抑止できるものがあります。
違法・規制違反行為への抑止力強化の一環で、これまでより警察や捜査機関との連携をこれまで以上に強化し、悪質な行為を行なうユーザーの排除に取り組もうとしています。
厳しくなったように感じますが、不正利用を行なうユーザーに関して厳しくなったので、通常利用する場合には大きく規制がかかった訳ではありません。
初回出品時に住所・氏名・生年月日が必須になる事に意味があるのか?
複数アカウント所持の販売を防止する効果は高いと思います。
登録情報というハードル
メルカリはフリマサービスです。
フリマというものはどんなものでしょうか?
私のイメージですが、よく河川敷とかで地域の方々がテントを張り、家の不要なものだったりを持ってきて販売している所。
そういったイメージですね。
メルカリはそのオンラインバージョンですので、誰でも簡単に商品を出品する事ができます。
という事は、基本的に個人対個人で取引を行うという事です。
登録情報には発送情報も含まれますが、登録情報が必要なのは不正対策防止です。
あれだけの登録情報を入力していると、売る側も買う側もバックレというのは難しいものです。
住所・電話番号、クレジットカード番号まで抑えられているのですから、一般人にバックレは難しいでしょう。
そりゃあ嘘喰いとか新宿スワンみたいな世界に生きていればそれも可能かもしれませんが、誰でも簡単に利用できるユーザーに対しての不正利用というのはほぼ、この登録情報の多さでカバーできています。
とは言え、評価としては誰でも簡単に利用できるというハードルを高くする為
メルカリ便
メルカリには、配送方法として「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」を選択することができます。
このメルカリ便を選択することで、出品者と購入者がお互いに住所を知らせることなく取引することが可能になりますが、出品者が送料を負担するため商品の価格を高く設定してあったり、値下げできないこともあります。
ただ、購入者が[購入]ボタンを押してから、取引ページから[メルカリ便]に変更した場合は匿名取引にならないので注意が必要です!
メルカリの年齢制限
メルカリの年齢制限は、規約をマイルドに訳すると保護者の同意を得ていれば、未成年でも利用可能。だけど親に連絡する事があるかもよ…です。
不正対策の厳しいフリマアプリにおいて、このハードルの低さええんかなと思うくらいの緩さです。
が、上記登録情報の詳細さで、誰でも簡単に登録できるかと思いきや、登録画面に行くと登録できないよ…という事もあると思います。
年齢制限は実質無いに等しいが、登録情報をしっかりと入力できる年齢で利用しましょう。
最低換金額と振込手数料
メルカリでは、201円以上の売上金(またはメルペイ残高)があれば振込申請が可能になります。
振込手数料についてはいろいろと変更があったので、まとめると
【変更前】
- 通常振込:210円
- お急ぎ振込:410円
【変更後】
- 通常振込:200円
- お急ぎ振込:400円
以前は、振込申請額が1万円以上の場合は手数料無料でしたが、現在は1万円以上の場合も振込手数料がかかります!
単純にメルカリが提供している「メルペイ」を使用してもらいたいのだろうと思います…メルペイに売上金をチャージするのであれば振込手数料はかかりませんから。
家族名義の口座や婚姻などによる改姓等の場合を除き、登録された氏名と売上金の振込口座が一致しない場合、売上機を引き出せないようにになります。
販売手数料は10%
メルカリは謳い文句の通り、スマホで写真を撮るだけで簡単に商品を出品する事ができ、出品に関しては全くの無料です。
ですがメルカリで取引が成立した場合、販売手数料として売上から10%の手数料がかかります。
ここが運営会社の儲けなんですね~
10%というと結構な額ですので、販売する際はどうしても10%上乗せした金額で考えてしまいますよね…
購入する側にとっては
メルカリは基本、購入する側にとっては普通にオークションに近く、落札すると相手が発送してくれますので、それを待ち、商品が来たら出品者を評価するという流れで進んでいきます。
購入時に値下げを要求する事もできますが、応じてくれる人とそうでない方もいる、これもオークションに近い形ですね。
あくまで利用方法としては…ですが、通常のオークションと捉えても良いです。
ちょっと怪しいなぁという商品の場合は考慮が必要です。
評価、そして商品状態のマイナス要素を含め記載されているような人は信頼できると個人的に判断基準にしています♪
退会できるのか?
メルカリの退会は、アプリでもPCでもお問い合わせ項目の中の退会したいを選択します。
注意点として一番大事なのは、取引の決済や商品の郵送等、取引の手続きが未完のものがある場合は退会できないという事です。
手続きは全て完了してから退会するようにしましょう。
【退会方法】
[マイページ]→[お問い合わせ]→[お問い合わせ項目を選ぶ]→[アプリの使い方やその他]→[退会したい]→[退会申請をする]
退会手続き後に再登録する場合は「過去のアカウントを復活させる」手続きを行う必要があります。
基本的に1ユーザー1アカウントなので、新たに登録し直すと複数アカウントで違反行為と判断される可能性が高いので注意してください。
つまり、退会をしてもメルカリ側が登録した個人情報を永久的に保有している状態だからこそ不正利用者を排除することができるというメリットもありますが、永久的に保管されていると思うとまたいつか漏洩するのではないか?と心配になることもあります。
友達紹介
メルカリには以前は紹介した友達が登録すると300ポイント=300円という友達紹介があり、その後1人登録するとくじ引き券1枚、友達が30日以内に出品し売買が行われるとくじ引き券1枚(招待した友達も)獲得に変更となりました。
くじの賞品ですが、
- A賞:10000円分ポイント
- B賞:1000円分ポイント
- C賞:300円分ポイント
- D賞:100円分ポイント
- E賞:50円分ポイント
このような感じでした。
現在では、またメルカリ新規会員登録時の招待ポイントが変更され、
登録してくれたお友だちにも、紹介したあなたにも必ず500円分のポイントがプレゼントされます!
紹介者はお友だちに自分の「招待コード」をシェアし、お友だちは「招待コード」を入力してメルカリに新規会員登録すればOK!
このコードを入力することで500円分のポイントをもらうことができます!
見落としがちなメルカリの利用条件
メルカリだけではなくフリマアプリ全般で言えることですが、見落としがちな利用条件が一つあります。
メルカリの利用規約に、下記のような記載があります。
第1条 本サービスの内容及び弊社の役割
1.本サービスは、オンラインフリーマーケットサービスです。ユーザー間の物品の売買の場・機会を提供するもので、ユーザー間の売買契約、出品、購入等の保証等に関しては、すべて当事者ユーザーの自己責任とし、弊社は自ら売買を行うものではなく、売買の委託を受けるものでもありません。
弊社は売買契約の取り消し、解約、解除や返品、返金、保証など取引の遂行には一切関与しません。
ユーザーとは、本規約の内容に同意して、日本国内において本サービスを利用される日本在住の個人及び弊社の指定する事業者を指します。
規約にあるように、ユーザー間の物品の売買の場・機会を提供するもの、つまりメルカリ=公園と考えるとどうでしょう。
公園でフリマに参加する場合、出店規約に同意後申込み⇒出店料⇒販売という流れになると思います。
メルカリを利用する場合でも、利用規約に同意後会員登録⇒販売⇒商品が売れると10%の販売手数料という流れになります。
公園でフリマに参加し、お店の人とお客さんの間でトラブルが起きてもすべて自己責任となります。メルカリでも売買契約の取り消し、解約、解除や返品、返金、保証など取引には一切関与しないという一文がしっかりと規約に記載されているのです。
オフラインフリーマーケットとは違い、オンラインフリーマーケットの場合は商品を直接見ることができない、どんな人か分からない人同士の金銭のやり取り、そして商品が手元に届くまで気が休まらないといった「不安」から、自己責任と分かっていても運営会社であればとメルカリに助けを求めるが相手にしてもらえない…。
これこそ、オンラインフリーマーケットを利用する前にしっかりと確認しておいてもらいたい利用条件なのです。
さらに第11条に、商品等に関するトラブルとして、
「出品者、購入者の間で商品等に関してトラブル発生した場合は当該ユーザー間で解決するものとします。ただし、弊社の判断により、弊社も協議に入ることができるものとします。」という一文もありますが、基本メルカリが関与することはなく、円滑な運営のために必要と判断された場合であればメルカリが介入することが考えられます。
メルカリの現状
現状のメルカリについて貴重なコメントを頂きましたので追記します。
言い訳的な感じですが、この記事はコメント頂いた情報に関して、ある程度気づいている状態で書いている為、情報が集まり次第アップロードを予定していましたので、オブラートには包まないでいます。
現状のメルカリは設立当初の目的であるフリマアプリとして利用されている方も多数いらっしゃいますが、問題のある出品者も「相当数」いるのが現状です。
- 著作権法違反商品の販売
- コピー商品の販売
- チケットの高額転売
こういった問題のあるものが出品されている事も多いというか…カテゴリにおいては巣窟になっているとの事です。
まあヤフオクとかでもこういった商品を販売している事もありますから…
メルカリでは現状こういったものに対し抑止力が無いという事になりますね。
正直、運営が本気を出せばこういった出品はほぼ0に近い状態、あるいは購入する前に抑止する事は可能だとは思います。
やっていないという事は"運営管理"に対して問題があるという事ですね。
以下、モロにコメントを抜粋させて頂きます。
トラブルが発生しても、「双方で話し合って下さい。」だけで、何もしません。
また、規約違反(上記の様な出品者)に対しても、警告すらせずに野放しです。
結局、「手数料目当ての運営」ですので、違法であろうがコピー商品であろうが「なんでもOK」なんです。
被害に遭われた人(出品・買取どちらも)は、(自分も含め)自分の周りだけでも多数居ます。
出品者は音信不通になり、別アカウントで繰り返す。
これに関しても運営サポートは「お構いなし」状態です。
詳細な登録情報が必要ですが、その登録情報を入力さえしてしまえば不正利用がまかり通っているのが現状ですね。
例えばですが、Windows7とか、普通2万円弱で販売していないとおかしいのですが、オークションやフリマアプリ、ネットショップ等では5000円とかで販売してある事も珍しくないんですよね…
なんでかって言うと、私は職業柄いろんなソフト売買の方々と関わってきての情報ですが、Windowsって、正直ソフトはインストールできれば何でもいいんですよね。
必要なのはプロダクトキーですから、プロダクトキーさえ入力できてしまえば後は何でもいいんです。
ですので新宿スワン的な場合だと、クラックやらキージェネやらなんやら…でアレコレして複製できてしまうんですね。
で、ソフトはその辺でダウンロードするなり購入するなりして、プロダクトキーを大量複製、そしてそれを売買という流れになります。
ホントここで書くのもどうかと思いますが、CADメーカーさんとかって、クラックできる事で知名度が上がっているという事もある為、ある程度容認している所があるという情報を聞いた事があります。
漫画でも動画でも同様です。
決して違法な商品というのを推奨する訳ではありませんが、多少であれば宣伝になっているのも事実。
それであまりにも目に余るようなら摘発…という事もあるようです。
そういった商品、当然著作権違反ですし違法でもあります。
もうムチャクチャですね。簡単にクラックできるから皆が使うようになり、大手メーカーは使える人が多いから企業でそのソフトを採用するとか…
ただメルカリだけではなく、こういった商品、ネットで"格安"とかをつけて検索するといくらでも出てきますね。
メルカリの運営管理がどうであれ、この"まかり通っている"事実は、オンラインに潜む危険性というものを理解した上での利用を余儀なくされます。
以下のリンクはより詳しく、メルカリの不正売買について考察した記事です。
現在でも
2019年になっても事務局の対応に対する不満を抱く人もいますが、メルカリのことを【通販サイト】だと勘違いしている人も多いという意見もありました。
「個人」対「個人」の取引場所を提供してサポートしているメルカリは、"こういうときはこうしてください"というメルカリガイドを提示しており、そのルールとは異なる方法で対応してしまうと、メルカリ側もサポートできなくなってしまう可能性が高くなります。
問い合わせしても事務局は介入してくれないパターンも多いですが、配送時のトラブルに関してきちんと事務局が対応してくれるのでメルカリ便指定の商品を購入するなど、できるだけトラブルに巻き込まれない選択をするのも一つの手段だと思います。
メルカリの対策
メルカリは対策強化として、2017年末に
という対策を発表しました。
初回出品時に住所氏名・生年月日の登録を必須化、そして口座が本人及び家族、改姓を除き登録情報が一致しないといけないという事は、複数アカウントを所持して、複数商品を出品するユーザーに対して効果があります。
AIを用いた不正の検知は、既に一部開始されているのですが、過去に発生した違法行為を分析し、自動的に不正を検知していくとの事です。
そして盗品に対しても警察との確認を行い、盗難にあった被害者に対して損害額の補填を行っていくとの事です。
この対策が発表され、利用規約が改定され、禁止される出品物を明確化しました。
2020年1月時点での禁止物は、
- 初回出品に住所・氏名・生年月日の登録を必須化
- 口座は本人及び家族、改姓を除き登録情報と一致しないといけない
- 違法行為に対するAI導入、盗品に対して損害額の補填を行なう
- 公序良俗、モラルに反するもの
- 使用済みの下着類
- 使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
- 医薬品、医療機器
- 許認可のない化粧品類や化粧品類の小分け
- 法令に抵触するサプリメント類
- 保健所許可や営業許可のない食品、開封済みまたは到着後1週間以内に消費(賞味)期限が切れる食品
- たばこ
- 農薬、肥料
- 現金、金券類、カード類
- チケット類
- 領収書や公的証明書類
- ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ
- 物品ではないもの(情報、サービスの提供など)
- 手元にないもの
- 福袋(内包される商品の名称や写真がないもの)
- 所有者の変更登録が直ちにできないまたはそのおそれのある自転車やオートバイ
- 試作品(商品サンプル)の掲載がないオーダーメイド品
- 象牙および希少野生動物種の個体などのうち、種の保存方により必要とされている登録がないもの
- アクティベーションロックやネットワーク利用制限のかかった携帯端末、残債がある携帯端末、契約中の携帯端末
- その他法令に違反している、またはその可能性があると事務局が判断した商品
- 差別を意識させたり、それらにつながるもの
- 事務局で不適切と判断されるもの
となっています。
出品の際には、出品禁止なものを必ず確認しておきましょう。
通常のユーザーであっても、下手をすると警察沙汰になってしまう可能性がありますので…
まあこんな感じになると思いますよ…
メルカリの評判
フリマアプリは評判・評価が命と言えるでしょう。
オークションでも、出品者が評価されている所は安心して利用する事ができますよね♪
この情報はネットを調べ上げた評判です。
良い評判
- 出品が無料
- 手軽
- 自分で価格を決めてモノが売れる
- いらないものを整理できる
等、フリマアプリである事が注目されていますね♪
まあ良い評判ですので、大体第一印象でそういった印象を受けますし、取引をすると実際にそう思います。
メルカリを初めて目にする時、大体こんな感じの評判から入ると思います。
では、悪い評判について…これは詳しくいきます。
オンラインで売買を行う危険性というものを理解して欲しいですから…
悪い評判
メルカリの悪い評判と言っても、集約されるのは"トラブル"です。
トラブルに巻き込まれるからこそ、メルカリの評判は悪くなりますし、出品者もユーザーもメルカリのイメージは悪くなります。
という事で、トラブルを調べた上でのリストアップです。
出品側、購入側に分けていきます。
- 実際の商品と違う
- 招待コードのトラブル
- 偽物が届く
- 送料込みなのに着払い
- 受け取り側が受け取り評価してくれない
- キャンセル・返金のトラブル
- 商品が届かない・戻ってくる
です。
これでも私、昔せどりをやった事があるので、こういったトラブルがあるのは十分に承知しています。
あの頃のノウハウ…と言ってもそれなりですが、対処法つきで紹介していきます。
メルカリ決済の仕組み
まず、メルカリで商品の売買が成立する仕組みというのを理解しましょう。
商品の売買が成立し、出品側が報酬を受け取るには購入者側が受け取り評価というものをしてくれないといけません。
このシステム的には運営側が売買の仲介に入るエスクロー決済という形で、不正利用の防止の1つとなっています。
つまり、出品側が商品を発送しない場合、購入側に商品が手元に届き、その商品に満足しない限り受け取り評価を行わなければ出品者にとってメリットのない状態となっています。
これはお金を支払う側、つまり購入者側の"権利"ですので、一番強い抑止力となります。
究極の話、受け取り評価というものは購入者側にとっての最後の砦、評価さえしてしまえば後はどうでもいいという事になります。
ですので購入者側は、受け取り評価を忘れないよう、正当な時でも不正だと思う時でも意識しておいて下さい。
どんな理由があっても先に受け取り評価を行ってはいけません。
受け取り評価さえすめば、極端な話商品を発送しなくてもいいのですから…
かと言って受け取り評価は水戸黄門の紋所のようなものではありませんので、正当な取引の後受け取り評価をしないという事は購入者側が退会処理、それ以上の問題となってしまいますので注意して下さい。
何度でも言いますが、この受け取り評価で出品者側に売上が発生します。
運営管理は助けてはくれない
先程コメント頂いた情報のまとめですが、メルカリの運営管理は基本、ユーザー間で話し合って下さいというのが基本です。
個人的見解になりますが、コピー商品とかが野放しなのも、手数料で運営しているからというのもありますが、違法ものなどがメルカリにあるという事を問題としたくないからだと思いますね…
オークションやネットショップでも違法ものがまかり通っている今、メルカリが矢面に立つのは避けたいのでしょうね…
助けてくれないのならどうするか…自分が知識を身につけるしかありません。
購入者立場のトラブル
詐欺に遭う
1月に入ってから後払いサービスの仕組みを悪用した詐欺行為が相次いでいると、ニュース番組で取り上げられていました。
購入者がメルカリで商品を購入した際に、配送方法が「メルカリ便」ではなかった為、購入者の住所などの情報が悪質な出品者の手に渡ってしまいました。
Paidyは携帯電話番号とメールアドレスさえ登録すれば決済することができ、本来ならコンビニまたは銀行でまとめて月1回支払いをするという便利なサービスなのですが、携帯電話(出品者の番号)の持ち主が支払いを無視し続けると、商品の送付先(住所と名前がわかれば悪用される)に支払い義務が発生するという恐ろしい仕様となっていたのです。
【詐欺行為の流れ】
- Paidyを利用してビックカメラで商品を普通に購入(出品者は無在庫出品)
- 商品を購入者宛に発送
- メルカリで購入した商品がビックカメラから届いたが、商品が届いたのでメルカリで「受取評価」をしてしまう
- 受取評価がされたことで取引完了となり、売上金が悪質な出品者側に反映されます
- ところが翌月、Paidyで購入した分の請求が購入者側に届く
- ここで二重に支払いが請求されていることに気づく
- しかし、その頃には出品者はメルカリから姿を消している…
という流れになります。
現在では、ビックカメラなど大手家電量販店やAmazonなどの通販サイトで「Paidy翌月払い」での支払いを停止。
しかし「Paidy」のシステムには驚きですね。
名前と住所が分かれば、どんな相手にも嫌がらせし放題とは。
今回に関してはメルカリは悪用された側ではありますが、携帯電話番号とメールアドレスだけで決済できるようになるとは、7Payでも利用者の利便性を優先した結果そのシステムの穴を狙われサービス終了という結末にまでなったのに、このシステム内容でOKが出たことへの驚き、そして利便性は危険と隣り合わせということをユーザー側も分かった上でサービス内容について調べる必要があるのではないでしょうか?
実際の商品と違う
実際の商品と違う…オークションでもネットショッピングでもあり得る事です。
例えば実際の商品と色味が違ったり、思っていた質感ではなかったり…
まあ質感を伝えるのは困難ですし、色が違うのは画面色と印刷色の違いと言ってしまえば言い訳がつきます。
これはしょうがないですが、例えばジャギの仮面を頼んだのにアミバのヘアバンドなぞ来ようものなら、それは流石にクレーム対象です。
それこそ名を語り、親友をそそのかされた時、兄の名を語り残虐非道の限りを尽くされた世紀末救世主のように上半身の服が弾け飛んでしまいます。
この場合、先程に出てきた受け取り評価をする前に出品者に問い合わせる、出品者が俺の名前を言ってみろの一点張りだった場合、運営会社に問い合わせる必要があります。
ここまでがモラルの話です。
色味が違った、質感が違ったでも返品やキャンセルは可能ですが、それはネットで商品を買う以上、サイズ違い等のリスクは少なからずあると思って下さい。
招待コードのトラブル
これは情報から知った事ですが、モンスト等のゲーム掲示板やSNSにおいて、「メルカリの招待を受けてくれたら変わりに○○のサービスの紹介を受けます。」とか、商品券プレゼントとか、何らかの条件を提示して、見返りに何かしてくれるというものですね。
これはお小遣いサイト全般、他の条件を提示して友達紹介を行うのは基本禁止されています。
例えば○○をダウンロードするのに登録して紹介コードを入力等、この手の不正は知っているだけでもかなりありますが、全て運営側に対処されています。
…というか、こういったものが出品されていたらもう、受けない方が身のためですね。
もし受けてしまった場合、余程信じられる方でない限りは受け取り評価の処置を行い、運営会社もしくはしかるべき機関に違反を訴えるのが吉です。
仮にやってしまったとしても、最悪ダメージが無いというのがこのトラブルの痛い所です。
偽物が届く
もし偽物が届いた場合、それが精巧な偽物で自分が気づかないのであれば、それはそれでユーザーにとっては本物?ではないかと私は思います。
思いますが、偽物を扱い大量に商品を出品して設けている方もいるのは事実。
中にはDVD等の海賊版を出品されている方もいらっしゃる様です。
まあこれは違法ですので、運営会社にお問い合わせ対象ですよね。
…あくまで気づけばの話ですが。
商品を偽物と知っていて購入した場合、ユーザーも罪に問われてしまいますので、気づけば対処が原則危険性を回避する方法になります。
送料込なのに着払い
送料の問題はよくある事です。
通常出品者が送料を負担するものですが、これは必ず負担するものではありません。
負担しないと同一価格で同一商品があった場合、売れなくなりますが、唯一無二のものに対しては購入者が送料を負担してでも欲しいものです。
これはもう、書いた書かないかというのが一番の問題になってきますので、売買のやり取り時に送料に関する記載が無い場合、必ず送料に関しては出品者に問い合わせるべきです。
送料がかかるからキャンセル、送料がかかるから返品しますは、運営会社も対応が難しいと思いますので…
モラルに欠ける出品者
この問題は、出品者がお店側の立場として対応できていないのではないかと思われるような事例です。
セット売りの商品を購入したが、出品前に現物を確認すると提示していた数が間違えだったという出品者からの連絡があり、すでに入金後だったためキャンセルではなくもう一つ商品を追加して、元々販売時に提示していたセット数と揃えてくださいと返信。しかし、追加された商品はまったく興味のない商品だったため違う商品を探してもらうよう伝えると、他の商品はないという回答。
しょうがなくキャンセルを受け入れることにしたのですが、キャンセル通知にはなんと購入者に対して「あまりに厚かましい」と書かれていたのです。
例えば、3個セットのプリンを4人家族で購入したとしましょう。子供2人とお母さんで食べようとすると、お父さんが「3個しかプリンがないなら、他におやつはないのか」と聞いてお母さんが「待って!探してみる」と家中を探した結果、見つかったおやつは抹茶ようかん。「抹茶は好きじゃないから他にないのか?」と伝えると「他にはない!これだけ探したんだからもういいでしょ。あつかましい」。
家族なら、このような会話の流れになることも考えられます。家族間でもイラッとはしますが家族だから許せる範囲です。
これが、お店とお客さんという立場に変えて考えてみるとおかしな感じになります。
ケーキ屋さんで、4個セットで売られているプリンを購入しましたが箱を開けると3個分のプリンしかありませんでした。もうお金も払っているしと、お客さんが、「他の商品でもいいから、もう一つ何か付けてもらえませんか」と伝え、店員さんが「少々お待ち下さい」と店舗中を探しましたが、結局見つかった商品はかぼちゃプリン。「かぼちゃは苦手なので他にないですか?」と伝えると「他にご用意できる商品はございません。」との返事。しかたなくキャンセルしようと思っていたら店員さんから「あまりに厚かましい」という一言。
現実問題、お店側がお客さんに対してこのような言葉を言えるでしょうか。私がお店側であれば絶対に言えません。
確かに店員さんもお店側のミスなので、お客さんの要望に答えようと店舗中を探したことでしょう。お客さんが神様だなんて思ってはいませんが、お店側としてはお詫びをし、どのように対応していくかを冷静に判断する必要があると思います。この冷静さがあれば、お客さんに対して「厚かましい」なんて言葉は言えません。
メルカリの場合、スマホで簡単に商品を出品することができます。この手軽さが好評で利用者数があっという間に増えていきました。しかし、この手軽さ故に自分がお店で同じような対応をされて平気なのか?と思うようなトラブルが増えてしまいました。軽い気持ちで出品したにしろ、出品した以上は自分はお店側の立場で無事にお客さんに商品が届くまで誠心誠意対応する必要があると思います。
出品者側のトラブル
受け取り評価をしてくれない
受け取り評価をしてくれない原因は沢山あります。
- 商品が届いていない
- 配送方法の不備
- 実際の商品と違う
等、出品者側のトラブルがそっくりそのまま当てはまりますよね。
それ以上にただ嫌がらせで評価しない、そもそも評価するという事自体を知らないという場合もあります。
購入者側が存在を知らない場合、なんで評価しないといけないの?から説明しないといけませんが、これは売る側に課せられた"枷"でもあります。
スーパーでも製品の原料表示を求められたり、最近では野菜なんか○○さんが作っていますまで記載されているものもあります。
オンラインのサービスである以上、何が気に入らないのかを聞き入れ、それに対処してくしかありません。
素直に購入者側に受け取り評価の事を聞き、受け取り評価をしてくれるのであればそれで良し、評価をしてくれないのであれば何が原因か?どうしたいか?というのを聞き出していくしかありません。
これは商売ですので、原則出品側が対処しないといけない事です。
キャンセル・返金のトラブル
メルカリでは規約上基本的に購入者が強い立場に設定されていて、キャンセルや返金に応じる必要があります。
例えば商品の内容が説明文と違ったり、商品が届いたが一部が欠けていたりと、様々な要因があります。
ただ説明文が完璧で、出品者に何も落ち度がない場合は返金に応じる必要はありません。
とは言っても、それを決める立場が強いのは購入者側ですので、基本的にはキャンセル・返金に応じる事になります。
ですがムチャクチャな理由での返金・キャンセルに対しては自分に落ち度がないかぎり、毅然とした対応をすべきです。
場合によっては運営会社に対応を求めるのも良いでしょう。
なにせ販売手数料10%ですから、10%分の働きはやってもらいましょう。
商品が届かない
自分のミス、配送業者のミス、相手のミスと3つ考えられますよね。
自分のミスはもうどうしようもないので、素直に謝り、キャンセルならキャンセル、そのまま発送なら発送、悪い評価をつけられてもしょうがないです。
配送業者のミス、これも結構手痛いものです。
発送前に状態がどうなっていたか分かりませんし、商品を配送しているのは自分ではない為、天候の問題等に対しては文句がいいにくいですよね。
ただ、期日までにちゃんと配送するのが配送サービスですので、ちゃんとした記録を取っているであれば、早めに遅れる旨を出品者に伝えることで悪印象を持たれる事はないでしょう。
最後に相手のミス、これは商品が戻ってきた時に発覚しますので、住所が間違っていないか?を再度尋ねる事になります。
念のため、もう一度間違いがないか聞く位でもいいでしょう。
それでキャンセルや返金されるとすれば、購入者側が強いですから…お金を払っている限りどうしようもない事でしょう。
出品者にとってメリットがあるかどうか?
最後にこれは書いておきたい。
商品を売買する事により、出品者にとって何のメリットがあるか?についてです。
例えば先程のWindows7、普通に購入すると2万円弱のものを5000円で販売、これって出品者にとって何のメリットがあるか?という事です。
物理的に考えて、どう考えても2万円のものを仕入れて5000円で販売すると赤字になってしまいますよね。
という事は、何らか5000円で販売しても利益が出る仕組みがあるという事です。
クラックすれば0円とCD、ラベル印刷、ケース代位か…?
であれば5000円でも4000円位は利益が出ますよね♪
という事は、正規品が5000円で売られる可能性はほぼ無いという事です。
0じゃないという所がポイント。
- パソコンを買い替えたから2個ライセンスを持っている
- 新しいものにアップグレードした
- 人からもらった
とか、理由はいくらでもあるから0とは言い切れないのが、もしかすると正規品かも…?という可能性を否定できないです。
ただほぼ0に近い可能性ですので、ここでおかしいと思う事で大部分のオンラインにおける危険性というものを回避する事ができます。
個人的見解
メルカリは、取引に対する知識・注意点を身に着けておくという事を理解しておけば、危険なアプリではなく、ネットでも販売していないようなものを手に入れる事ができる良いサービスです♪
ここまでできた上で、稼げるというよりも有益な取引ができた場合、その価値はです。
今回はちょっと、評価の趣向が変わってしまいましたね。
正式に言うとお小遣いサイトというよりもフリマアプリですので、評価の方法も、重視する所も変えた結果です。
何度でも念仏のように言いますが、オンラインに潜む危険性といういものに対処できる場合、レアな商品でも手に入れる事ができる良いサービスです♪
私に言える事は、CMで言われる無料で簡単に登録、画像をアップロードするだけで商品を出品できる!!だけでなく、危険性というものを理解して、本当に良いサービスを利用しましょうという事です。
それができれば…普通手に入らないものも手に入れる事ができる可能性もある良いアプリです♪(マイベストフレンドでさえ…)
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