セブンイレブンの国内店舗数21,009店、ファミリーマートの国内店舗数16,504店と店舗数の多さから、【身近なコンビニ=セブンイレブン】という印象があるコンビニ業界ですが、そんなファミリーマートが唯一セブンイレブンに負けなかったもがあります。なんだと思いますか?
そうです!スマホ決済サービスです。
ファミリーマートは「ファミペイ」を、セブンイレブンは「7Pay」を7月1日に同時スタートさせました。
ニュースになったのでご存知の方も多いとは思いますが、7Payは二段階認証がないなどの脆弱性を狙われ不正利用が相次ぎ、サービス開始からわずか3ヶ月でサービス終了となりました。
7月のリリース時には、7Payばかりが話題になりファミペイは蚊帳の外でしたが、現在はファミペイのダウンロード数が約370万を突破し、ファミマ店頭におけるスマホ決済利用率で2位のPayPayをおさえ1位となった。
今回は、勢いづいた「ファミペイ」が次々と導入しているお得な決済方法を検証したいと思います。
ファミペイでなにができるの?
ファミペイ基礎知識
バーコード決済付きスマホアプリ「ファミペイ」は、下記のような機能を使うことができます。
- ファミマの店舗で使えるバーコード決済「FamiPay」が搭載されていて決済200円毎に1円相当のFamiPayボーナスが還元される
- ポイントカード機能が追加され各社のポイントカード連携できる
- ファミマのレジで決済できるスマホ決済サービスの種類が増えた
- 無料や割引になるお得なクーポンをゲットできる
- ゲームやスタンプといった機能で特典がもらえる
FamiPayについて
飽和状態のコンビニ業界は、お得に商品を購入できるクーポンを提供する公式コンビニアプリが利用者のコンビニ選びの決め手となっているだけあって、各社が力を入れています。
ファミリーマートも、元々はファミリーマートアプリというアプリ名でアプリ提供していましたが、ファミペイの開始にともない『ファミペイアプリ』というアプリ名に変更しました。
ファミペイアプリには、会員証機能(ID)やクーポン機能といったアプリ機能を担う「ファミペイ」が、バーコード決済機能やFamiPayボーナス還元といった決済機能を担う「FamiPay」を搭載した形でサービス展開しています。
【FamiPayを利用する】
バーコード決済機能「FamiPay」を利用するには、まずApp StoreかGoogle Playで「ファミペイアプリ」をダウンロードする必要があります。
ダウンロード後、会員登録をし、FamiPay暗証番号を設定することで準備完了となります。
【チャージ方法】
FamiPayのチャージ方法は以下の3種類があります。
- ファミマ店頭で現金チャージ
- ファミマTカード(クレカ)をアプリに登録してクレジットでチャージ
- 有効期限のある「FamiPayボーナス」をFamiPayにチャージ
【FamiPay決済が使えるECサイト】
- Kaema(カエマ)
- ラクマ
- Amebaコイン
- Mellowtrill(2019年11月)
- GREE
- CAMPFIRE(2019年12月)
- ムビチケ(2020年2月)
- BOOK☆WALKER(2020年春頃)
ファミマで貯める使う
ファミリーマートでは、11月26日より「楽天ポイントカード」「dポイントカード」「Tポイントカード」など関連するカードやアプリをファミマ店頭で提示すると、利用金額に応じて楽天スーパーポイント・dポイント・Tポイントのいずれかのポイントを貯めることができ、貯まったポイントをファミリーマートで使うことができるようになりました。
さらに、ファミペイ内でポイントカードと連携することで、「ポイント」「クーポン」「FamiPay決済」をファミペイのバーコード1つを提示するだけで完結することができるので、スマホ決済のバーコードとポイントカードアプリのバーコードの2つを提示するという、長蛇の列のときだと「早くしろよ!」と思われてるだろうな…という焦りから開放されるのです。
※ファミペイにポイントカードを登録するには、アプリをアップデートする必要があります!
「楽天ポイントカード」もしくは「楽天ポイントカードアプリ」を提示することでスタンプを獲得できる『歳末大感謝祭 お買いものスタンプラリー』が楽天で開催されています。
総額7,000万円相当のポイントが当たるキャンペーンで、スタンプの数に応じて"ポイントの山分け"や"抽選でポイントが当たる"といった各特典に応募することができます。
対象となる店舗を選ぶことができ、その対象店舗にファミリーマートがあるので、楽天ポイントカードを連携したファミペイを提示してお得にポイントを貯めてみましょう♪
pringが使えるように!
当サイトで、おすすめアプリとして何度も登場している送金アプリ「pring(プリン)」が、ついにメジャーな店舗で使えるようになりました♪
プリンについて詳しい説明はこちらをご覧ください↓
プリンアプリ内の残高を無料で引き出せたり、銀行に戻したりできる便利なアプリなのですが、唯一欠点として「pringで支払いができるお店が少ない」という問題があります。
ファミリーマートでのpring(プリン)導入という発表は、その問題を解決する第一歩となるでしょう。
ファミリーマートでは、12月3日(火)よりスマホ決済サービスau Pay、J-Coin Pay、ゆうちょPay、pringを全国ファミリーマート約16,500店で順次開始します。
現在ファミリーマートでは、FamiPay、d払い、楽天ペイ、LINE Pay、PayPay、Alipay、WeChat Payを導入しており、12月3日からau Pay、J-Coin Pay、ゆうちょPayを追加、さらに2020年2月からpringが追加され、合計11種類のスマホ決済サービスが利用できるようになります。
まとめ
楽天ポイントが貯まる使えるようになったことは大きなニュースですね。
ファミペイとポイントカードを連携することによって、1つのバーコードで完結するというのはポイ活をしている人からすると、とても便利な機能ではないでしょうか?
私もPayPay利用時に、楽天ポイントカードアプリを併用してポイントを貯めているのですが、PayPayの次に楽天アプリを開く必要があり、長蛇の列のときは諦める…なんてことが数回ありました。
ただ、いろいろなものを紐付けるということは、それだけ危険性も高まります。
次回はファミペイのセキュリティ面について記事を書きたいと思います。