いつもは捨てているレシートを撮影するだけでお金がもらえる買取アプリ「ONE(ワン)」の危険性を検証した記事です。
ONEは、レシートの画像を撮影する以外にも、アンケートに答える、ONE経由でお買い物でもお金をもらうことが出来ます!!
そしてONEを利用して貯まったお金は、銀行口座に出金したり、コンビニなどで使用できるチケットなど様々なものに交換することが可能。
良く言えばいつも捨てる紙がお金や商品と交換できるチリツモアプリ、悪く言えばレシート1枚最大10円(ほぼ1円)もらうために手間と時間をかけて購買記録のデータを買取ってもらうアプリです。
そんな毎日もらうけどゴミ箱に捨てるだけだったレシートが1円に変わるレシート買取アプリ「ONE(ワン)」の危険性を早速検証していきたいと思います。
ONE(ワン)の危険性と安全性
運営会社について
レシート買取アプリONEは、WED株式会社が運営しています。
WED株式会社は、「高校生起業家」として注目を集めた山内奏人(WED代表取締役CEO)さんが15歳の時に知人と2人でウォルト株式会社(現WED)を立ち上げ、2018年にレシート買取アプリ「ONE」をリリースしました。
ウォルト株式会社(2017年9月29日より変更)⇒ワンファイナンシャル株式会社(2020年1月より変更)⇒WED株式会社と社名が変わっています。
会社設立:2016年5月
資本金:1億円
従業員数:役員含め約20名(2021/3時点)
ONEで収集したいつ、どこで、誰が何をいくら支払って、いくらお釣りをもらった等の膨大な購買データを、プロモーションやマーケティングに活用したい企業へ販売し収益を得ています。
アプリリリース後は、予想を上回る利用希望が殺到し、考えていたよりも早いタイミングで提供できる資金が尽きてしまい、わずか16時間でサービスを一時停止することになったという伝説があります。
セキュリティ-に対する取り組み
ONEでは、取得した情報を一般のユーザーがアクセスできない環境下にあるサーバーで保管し、不正アクセスや漏洩などが生じないようにセキュリティに最大限の注意を払っています。
また利用目的の達成に必要な範囲内で、利用者から取得した個人情報の全部または一部を業務委託先に預託することがありますが、その際は業務委託先としての適格性を十分に審査し、契約にあたって個人情報が適切に管理できる体制作りを維持するよう契約などにより定めているので、業務委託先から個人情報が漏洩するなどの危険性は万が一のレベルで漏洩するという大手企業と同等であると判断します。
年齢制限
利用者が未成年の場合は、親の同意を得たうえであれば登録することが可能です。
ただそれ以上"年齢制限"に関する記載がないため、何歳からでも利用できます。
2022/2/13現在
登録方法について
ONEでは、まず電話番号による本人確認を行いますが、電話番号による確認を行う理由は、
- 本人確認のため
- 他者による不正ログイン、不正使用防止のため
です。
まず、ONEのアプリをApp StoreまたはGoogle Playストアからダウンロードしましょう。
- アプリ起動後、[はじめる]をタップ
- 電話番号を入力し[利用規約に同意してSMSを送る]をタップ
- SMSに届いた4桁の認証コードを入力する
- 登録完了![すすむ]をタップする
- 性別を選択し[回答する]をタップ
- 生年月日を選択し[回答する]をタップ
- 郵便番号を入力し[回答する]をタップ
- [完了]をタップ
- 通知を許可また許可しないをタップ
ここまで完了でONEを利用できるようになります。
性別、生年月日、郵便番号はONEの公式アンケートで、ここに入力した情報を元に今後のミッション(レシート買取)の配信などが行われます。
退会できるのか?
ONEは、特別な退会手続きは必要なく、アプリをアンインストールすることで「退会」扱いになります。
ONEの場合、送信した個人情報はミッション内容以外の画像を送信してくる”不正利用者のアカウント凍結”など、運営上のトラブル解決のため利用するという理由で削除して貰うことができません。
「運営上のトラブル解決のため」という利用目的以外で利用者の個人情報を取り扱うことはありませんが、個人情報をずっと握られたままという事を意味します。
※出金申請を行うために撮影した運転免許証などの「本人確認書類」については、確認後に破棄しているので運営会社にデータが残ることはありません!!
明確にどの個人情報を残しているか記載されていないので、最悪を想定するならば登録情報全ての個人情報がいつ消されるかも分からず、運河以外者に保存されているという事になります。
メールマガジン
ONEにメールアドレスを登録していないのでメルマガが届くという事はありませんが、プッシュ通知をオンからオフにしたくなるほど通知が届くという可能性はゼロではないと思うので、今後の検証結果次第では「プッシュ通知」の設定をオフにすることを推奨する記事に変更するかもしれません。
ポイントレート
ONE(ワン)は、1ポイント=1円のアンケートサイトです。
ウォレット残高の有効期限
ONEのコンテンツを利用して獲得した金額は、アプリ内のウォレットに貯まっていきます。
ウォレット残高の有効期限は、ウォレット残高を最終取得してから一年後が期限となります。
例えば、2022年1月10日が残高の最終取得日の場合、2023年1月10日に失効となります。
ただし、以下の残高取得を行うことで有効期限を延長することが可能です。
- 各ミッションへの参加
- 封筒の開封
- アンケートへの回答
など、ONEアプリ内で獲得できる残高取得すべてが対象。
※有効期限が迫った場合、アプリ内のウォレットに表示されます。
最低換金額と換金手数料
初回の出金申請を行う際、不正利用防止のため本人確認書類の提出が必要になります。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 健康保険証
を本人確認書類として利用できます。
本人確認は、基本提出日当日~3日を目安に申請が完了しますが、年末年始や長期の連休中はもう少し時間がかかります。
本人確認の注意点としては、
- 本人確認が承認されても「通知」などは届かない
- 自分で出金できるようになったかアプリを確認する必要がある
- 本人確認承認後に、あらためて出金手続きが必要
です。
【出金手続き】
本人確認が承認されると、以下の手順で出金手続きが可能になります。
アプリ[ウォレット]⇒[出金]⇒[登録口座]をタップ⇒金額を入力して[申請する]をタップ
出金申請から振込までは、最大で1週間程度かかります。
金融機関口座へ入金が完了しても連絡などはないので、自分で確認する必要があります。
もしも1週間以上経っても振込が完了していない場合は、金融機関口座が正しく登録されていない可能性があります。
【各種チケットへ交換】
初回出金時に本人確認が必要となりますが、チケット購入の場合はすぐの交換が可能です。
アプリ[ウォレット]⇒[チケット購入]⇒交換するチケットを選択して[このチケットを交換する]をタップ。
購入したチケットは、アプリ[ウォレット]⇒[チケット購入]⇒右上の[マイチケット]より確認することができます。
※チケットの有効期限も上記手順で確認することができます。
もしも、チケットを削除してしまった場合は、
マイチケットのページ右上の時計マークをタップ⇒当該チケットの上で右から左向きにスワイプすることでマイチケットに戻す事が可能です。
ウォレットに貯まった残高を口座に出金の際、出金手数料が必要です!!
【出金手数料】
(変更前)1回あたり300円
(変更後)1回あたり280円
※チケット購入は手数料なし
出金時の手数料ですが、2022年2月1日(火)より上記の出金手数料に変更されました。
手数料が下がったけど…それでも十分高い!!
アカウントの引き継ぎ
ONEは、新しい機種に変更した場合でも電話番号を変更しない限りアカウントを引き継ぐことが可能です。
新しい端末でアプリインストール⇒すでに登録している電話番号でログインすることで登録情報や残高、履歴がすべて引き継がれます。
ただし電話番号を変更した場合は、同じアカウントへログインすることが出来なくなってしまうのでご注意ください!!
スマホ画面が真っ暗でうんともすんとも言わない状態など突然のスマホ終了では対策しようがありませんが、予め機種変更により携帯電話番号が変わってしまうことが分かっている状態であれば、アカウントに残っているウォレット残高の出金を完了させておきましょう!
アカウント凍結
以下のような行為をした場合、アカウントが凍結される場合があります。
- ミッション内容とは異なる画像を送信する
- ひとつのアカウントで同じ画像を使い回して送信する
- 他のアカウンで使用した画像を使い回して送信する
- 自分で受け取ったレシート以外の画像を送信する
- その他、不正行為が確認できた場合
アカウントの凍結は解除されることもありますが、その基準については公開されていませんが、ONEの運営会社CEO山内さんが画像解析をすれば同じレシートなどの不正はすぐにわかると話されていたインタービュー記事を以前読んだ事があります。
1枚最大10円で買い取ってもらうために不正利用するよりも、いつもは捨てるレシートがお金にかわるという体験を自分のペースで楽しむことが大切だと思います♪
ONE(ワン)の評判
ポイケットの良い評判としては、
- チリツモだけど続いてる
- たまーに届く封筒で8円とか10円もらえる
- ここ2ヶ月ほど1円以外を見てない
等があり、悪い評判は…
- 半年やってて10円出たの5回です。2円とかはよく出ます
- せっかくのいいアプリが出金手数料で勿体なく感じる
- 1日5枚が上限だから、こまめにレシート撮影しないといけない
貰えるポイントは「ほぼ1ポイント」という口コミが多い印象。
単純計算で、出金手数料が280円ということは280枚分のレシートを撮影した労力と時間が手数料という無駄な出費に消えていく事になります。
出金手数料の高さ、1日5枚までという制限、この辺が改善されたら最高のアプリなのに~という声も多くありました。
しかし、企業案件で100%バックの案件があってとてもおいしいと思う方がいたり、2ヶ月以内にもらったレシートであれば買い取ってもらえて助かるという意見の方がいたりと、自分に合ってるかもと続ける方も多くいらっしゃいます♪
サービス終了・閉鎖の危険性
最近のWED株式会社は、
2020年8月に丸井グループと共同開発した大型施設の売上管理を効率化するクラウドサービス「Zero」をリリース。
2021年2月に提携する買い物サイトで商品を購入するだけで最大15%が現金で還元されるショッピングサイト「C」をリリース。
※ONEのアプリ内の一機能として総合を進めている状態。
2022年1月、新規利用者獲得の宣伝活動などに必要となる資金をゲーム企業のアカツキ数億円規模で調達。
今後、利用者数2倍を目指しており、近々アプリが終了するという事は無きに等しいです。
もしもサービス終了ということになった場合は、サービス終了日から90日以内に出金申請することで登録銀行口座への出金に応じて貰えます。
個人的見解
100円のレシートでも1円、1,000円レシートでも1円、買取の基準が謎…なアプリではありますが、レシートの買取金額が劣る分、他レシートアプリのようにレシートの撮影+商品のバーコード撮影という面倒くさい作業がありません!それで1枚1円もらえるなら儲けものという意見の方が多いようです。
ただ手数料が280円と高く、気軽にお金に交換できるアプリとは正直言えない部分もあります。
ONEには「全種類のレシート」以外にも高額キャッシュバックのミッションも多数開催しているので、興味がある商品があるときは参加してみるというのもONEでお金を稼ぐ手段の一つです。
初回出金時に、銀行口座の登録以外にも運転免許証などの本人確認書類の提出が必要となるため、ONEを利用するか悩むと思いますが、本人確認書類に関しては確認後データが残らないようになっているので特に気にしなくても良い部分だとは思いますが、どうしても気になるという方は本人確認書類を提示してしまった事を後悔しないためにも利用を控えたほうが良いです。
- 毎日最低5円は稼げる!
- いままで捨てるだけだったレシートを撮影するだけで商品と交換可能!
- どこのお店でもOK!2ヶ月以内のレシートなら買取OK!
レシートを撮影してお金を稼ぎたいという方には、他レシートアプリよりも手間が少ない「ONE(ワン)」がオススメです!